『虹心!おはよー♪』

『あ、さやか! おはよう~』

この子は小学校時代からの心友。

岡本さやか。

サバサバしてて、言いたいことをズバっと言っちゃう姉御的存在。

いつも、弱い私のそばにいてくれて

虹心。大丈夫よ。 私がついてる。

そう声をかけてくれる。

とっても大事な存在だ。

『虹心~!制服似合ってんじゃん♪ さいっこう!』

『いや、全然だよ。。 着慣れてないから、なんか不思議な感じ。笑』

『なーにいってんの! 着慣れてないなんて、みんな同じ♪ すぐ慣れるもんよ♪』

『そー、かな??   うんそーだよね♪』

『うん♪ 今日からこの制服は、自分の相棒ってこと』

『相棒、かぁー。』

『もちろん、恋の相棒もみつけないとね』

『え?なに?』

『ううん♪ なんでもなーい♪ ほら!はやく行こう! 急がないと遅刻するぞーーー』

『え!? ちょっ、まってよさやか~~。。』