「い、一体何だったんだ…?」



嵐のように去っていった3人に俺は、アゼンとしてしまった。



「りゅーうー!部活終わった!!!カラオケーー!!!」



「あ、真也。お疲れ~。じゃあ、行くか!」



さっきのこと真也に言おうかとも思ったが、真也は木島のことが好きなんだし……と思い、言うのをやめた。