「なぁなぁ結奈‼︎このデザイン結構よくね⁈買おぅぜ‼︎」




そう言って笑う颯の掌には片翼のペアリングが乗っかっていた。



「可愛い…めっちゃ欲しい♡」



「じゃあ買っちゃうな♪」



颯と一緒に行ったらまた颯がお金を払ってくれた。



「颯、悪いよ‼︎さっきも服のお金…払ってもらっちゃったのに…」



「結奈は気にしないでいーの‼︎デートの時ぐらい俺にカッコつけさせてよ‼︎
彼女にお金払わせるなんてあり得ないだろ⁇」




微笑みながら言う颯に何も言えなくなり颯の好意に甘えさせてもらうことにした。