私は友達なんていらないと思っていた……

裏切って捨てられて
どうせ悲しい思いをするなら


私は……私は……


日『いらないよ…………』

明「どうかした日影ちゃん?」

日『ううん別に……あっほら明日美……吉川先  生きたから席着こうか』


周りの人たちはそれぞれ席につき始め
私も一番後の窓際の席に座り、昨日の先生との会話を思いだし、寝てしまいそうな頭をフル回転でお越し、頬杖をつきながら先生の話に耳を傾けた。


吉「…………と言うわけで
  旅行に行った人、家で学業に励んでた人   それぞれ色々な楽しみ方をしたと思います  が、今日から二学期です
  気を引き締めていきましょう
  
  そしてもうひとつ今日からこのクラスの仲  間が増えます
  二人とも入ってきて」


吉川先生の言葉で周りが騒がしくなり、私は廊下で待機してるであろう転校生に心の中で、同情しといた。

日(うっわww可愛そう……普通に振る舞えよな絶 対入りづらいだろーな……)


私がその立場だったら、こいつらを呪い殺ししたいって思うだろう。
なんて思いながらも、私の脳内ではアニメキャラの曲が流れていた。それぐらい、私は興味がなかった。 



ガラガラ……




日『普通そうだけど…………』


教室に入ってきた噂の転校生は意外と普通そうに見えた。