「くぅーっ!!!疲れたぁー」

私松宮日影はおもいっきり机に顔を伏せた。
今は四時間目終わり給食だぁーなんて声が聞こえてくる。

「日影ちゃーん! タッチしに行こー」

「あっいいよー」

私がふてくされながら、今日の給食のメニューを考えていると横から明日美の声が聞こえた。
夢川明日美は私の学校での少ない友達

他の人は苦手なんだ…………


ちなみにタッチってのはスマホの事だ。
学校には持って来てはいけないから、私達はタッチって呼んでいる
明日美はホントにiPodタッチなんだが…………

タッチをするのはいつも女子トイレか図書室
この2つはわりと人が来ない


明「あー だるぃ!!てか今日火曜日だよね?」

日「うんだから九樹先生いないねー」

私達は二人揃ってため息を吐く
九樹先生とは私達の美術の先生で私達は絵を書きに美術室に行くのだが
火曜日、木曜日九樹先生は来ない。
だからその日はわりと暇だったりする


日「受験生だからそろそろ美術室に行くのやめないとって担任に怒られた」

明「けどねー
  皆もよく昼休みに受験勉強なんてするよ  ねー」

日「そりゃ受験生だからねー
  おっ!なら昼休み開いてんだよね?
  行きますか明日美さん(ニヤリ」

明「OK~♪
  久しぶりに会うなぁ~」


私達は、ニヤリと笑って教室に戻る
受験生としての自覚があまりにも無さすぎる二人だがまぁそれは多目に見てもらおう。








日「失礼しまーす………」

日影は恐る恐る扉を開ける。
ここは適応教室
学校が苦手な子達が通う言わば小さな学校なようなところだ。
運良くうちの学校にはそれが設立されていて私達の友達もここに通っている!

ちょっと 部屋を覗きこむと、あっ!!と言う声がして私達は担当の先生に挨拶して部屋に入った。


雛「また来てくれたんだ二人とも!!」

ラ「うふふっ 久しぶり♪」

日、明「「久しぶり~♪」」

私と明日美は篠都雛代と三島ライアに抱きついた。
自分で言うのもなんだが私は女の子(MY sweet honey rank(めちゃくちゃ気に入ってる人達の日影の位置付け))へのスキンシップが激しい。
人前で抱きつくなんて日常茶飯事


日(そー言えばこの前もレズに疑われた    なぁ~アハハ(汗))


私はこの前明日美と廊下で抱き合って居た時の先生の顔を思い出して苦笑してしまった。

そんなことを考えてるうちに明日美の目の色が変わり私はその明日美の目線の先に居る子に抱き付いた。

日「夏々ちゃ~ん♪」

夏「(-_-;)」

姫野本夏々深は私の抱きつきにまだ慣れていないご様子で苦笑いだ。


(まぁ関係なく抱きつきますけどねー♪)


私が三人にじゃれあいながら、うはうはになる
まぁこれが5人組の関係

夏々深ちゃんに私が抱きついて
それに明日美が怒って
雛代とライアがそれを見て爆笑


どれも大切な日常です