「ただいまー」

あーぁ、美歩と長話したせいで、帰ってくんの遅くなっちゃったなー…
っていっても、ほとんど古田くわとのノロケ話だったけどね…笑

「おかえりなさーい
ご飯もぅできてるわよー」
リビングからお母さんの声。

「はーい!」
大丈夫、大丈夫。
私だっていつかは他の人を好きになれるはずだから。

そう考えることにして、私は荷物を部屋において、リビングにいった。

「わ!カレーだぁ!!」
カレーは私の大好物。
でも、私がカレーをみて喜ぶと、両親は一瞬困ったような顔をするんだ。
どうしてだか気になるけど、なんか、聞いちゃいけない気がして…

それに、早く食べたいし♪

「ごっちそーさまでしたー!」