そんなこと考えてるうちに部活はおわった。
急いで下駄箱にいくと、そこにはもぅ美歩がいた。
「あっ!みh…」
声をかけようとして、やめた。
美歩のとなりに、古田くんだいたから。
古田くんは美歩の彼氏。
そして、私が片想いしてた人。
美歩と古田くんは楽しそうに話してて、私はどうしようとなくぼーっとちょっと離れたところから様子をうかがってた。
そしたら美歩が私に気づいたんだ。
「あっ!優里香〜!
何やってんのさー!!」
美歩が古田くんにばいばいって手をふってこっちにきた。
「あっ…。ご、ごめんごめん〜!
あんなイチャつかれたらいきにくいよー、笑」
私、うまく笑えてる?
ほんとは辛かったし悲しかった。
でも、美歩と私の好きな人がかぶったとき、私達は約束してたの。
もし片方が失恋して、片方がうまくいっても、恨みっ子なしねって。
だから、しょうがないんだ。
「いっイチャイチャなんてしてないよ〜」
って赤面しながらいう美歩は同性ながら、可愛いと思った。
うん、古田くんいい趣味してる。

