…のに。

「…り!やっぱ、むり!」
って泣きながら美歩がいう。

泣いちゃったからにはしょうがないよなーって思いながら晴樹の方をみると

晴樹は
「んーじゃぁ、かわりにお前ら3人のうち誰か、病院の周りを1人で1周な」
容赦なかった。


この状態で美歩はむり。
そして、美歩はがっちり古田くんの腕つかんでるし。


私しかいけないじゃん。


私だって1人ではつらい。

でも、晴樹は
「よし、優里香、いってら♪」
容赦なかった。