待ちに待った帰り。 今日は2人とも部活があって、 もう外は真っ暗だった。 ここちゃんを誘っといたことを 良かったと思いつつ、教室に急ぐ。 …つもりだった。 でもね、なんでだろ。 なんとなくここちゃんの僕を呼ぶ声が聞こえて。 慌てて教室を飛び出したんだ。