「よーっし、クレープ食べにいこう!今日は私のおごり!」

「で、でも……。」


だから、そんな泣きそうな顔しないでってば。

必死に隠してるのに、出てきそうになる。


「いいから、行くよ!」


無理矢理彼女を引っ張っていく。

このままここにいると泣きそうだから。