あいつ、南がいなくなってから、あたしは色んな男と遊んできた。

チャラいのも大人しそうなのも全部。

遊べるだけ、遊んできた。

心にぽっかり空いた穴を埋めるために。

でも、穴は埋まらなかった。

それどころか、どんどん広がる一方だった。

ただただ、あたしがおかしくなるだけだった。