「あのー..土方さん、いや、副長様。」
「様ってなんだお前。
今日は随分と態度が違うな。」
一か八か聞くしかない!
「あのー..土方さんは、守られるのと
攻めるのなら、どちらがお好きでしょうか?」
「戦に大事なのはいかに効率的に攻めるかだ。
だが、攻めてばかりでは陣にすぐ敵が攻め入る。
要するに、守りも攻めも大事ということだ。」
なっ..なるほど..じゃなくて!
「どちらかというとー..どっちか好きですか?」
「俺は断然攻めだ。新撰組副長である俺が
誰かに守られるなんざ毛頭ない。」
「土方さん!....お願いがあります!」


