「おいおい、優斗…そんなイライラしてんなって。」 俺の横からこう言うこいつは拓也。 同じ大学の同級生で…蘭舞という暴走族の総長だ。 ちなみに蘭舞っつーチームは、小田原組の下にある暴走族のトップだ。 「もしかして…朱莉ちゃんのことでイライラしてんの?」 「…そーだよ」 こいつには、俺がヤクザをやっていることや、朱莉と一緒に住んでいることも全部話している。 というわけで…この状況も話してみると…