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次の日、朝起きると朱莉はすでに制服を着替え、家を出る準備をしていた。



「あ、優斗起きたの？」




俺を見るなりそういう朱莉。


………。




…こいつ昨日は名前呼ぶだけで照れてたのに…(多分)



もう抵抗ねぇんだな…ざんね…



いや、残念じゃねぇよ。何考えてんだ俺…


…なーんか昨日からおかしいんだよな…


そんなことを考えていたとき、



「…何ぶつぶつ言ってんの。」



！


怪訝そうな顔をした朱莉が言った。



…って


俺、口に出してたのか⁉︎


………