☆★☆★☆★☆ 「…この上が舞波組の事務所だ。」 昼。授業が終わった俺は、先輩と仕事をしに来ていた。 もちろん、ヤクザの。 舞波組は振り込め詐欺を頻繁にしていて、警察にも目を付けられているらしい。 今日の仕事は…警察が来る前に舞波組を潰すことだ。 …… 「…木崎?どうかしたか?」 黙っている俺を見兼ねてか、先輩が声をかけてくれた。 「いえ…なんでもないです。」 …そうだ… 組を潰したことなんて、前にもあったし 相手は詐欺行為をしているやつらだ。 潰れるのも仕方ねえこと。