「全く…どうせ喧嘩でもしてたんでしょ。ほら、手当てするから。他にも怪我してるし。」



喧嘩って…そこらのチンピラと一緒にすんじゃねーよ




…つーか…



チラッ



…朱莉、いつもの調子に戻ってるな…



さっきのは…やっぱり寝ぼけてただけか…?




「…なんなの。」



「いや、、、別に…。」




俺は朱莉から顔を逸らしてそれだけ言うと、複雑な気持ちのまま手当てを受けた。