指切り

「……」
楓香ちゃんと過ごすようになって悠里とは全然遊んでなかったのに、そこまで私の事を心配してくれ私の事を分かってくれていた事に驚き感動した。本当に泣いてしまいそうだったけど、私は我慢して笑顔を作った。
「ありがとう悠里。でも大丈夫だよ」
「そう?ならいいけど、無理しちゃ駄目だよ」
「うん。ありがとう」
「でもたまには私とも遊んでよ」
「うん!分かってるよ」