とてもじゃないけど、体の小さい楓香ちゃんにはこの荷物はキツいだろう。楓香ちゃんが音を上げるよりも早く、きっと私が見ていられなくなり手を出すだろう。 楓香ちゃんは私の事をじっと見ていたけど、すぐに可愛らしい笑顔を見せた。 「ありがとう、あすちゃん」