「傷を癒やして」 そう言って 求めてしまった、人の温もり 積み重ねてしまった からだの関係 現実から逃げるように、重ねては別れ、重ねては別れを繰り返した ただ温もりを求めた 温もりを感じたい そればかり考えていた 必死になって 何かをするわけでもなく すがりつけるなにかを探した わたしには すがりつくあてもない