そして、翌日。



私は寝坊してしまって全てのことを急いで5分以内でやりとげなければならない状況だった。


私は必死に準備をした。



でも、いつもの家を出る時間を5分以上も過ぎてしまった。



「あー間に合わないよー泣
なんで寝坊なんかしなきゃいけないの まあ、とりあえず全力で走らなきゃ!
間に合うかもだし!」



「あ、鈴川さんじゃん。おはよ。
なんでそんなに急いでるの??」


そのとき、不意に水守くんの手をとって走り出していた。


そして校門にチャイムが鳴る五分前についた。



「はぁー間に合ってよかったー
って、ごめんなさい!!」


慌てて水守くんの手を離した。



「別にいいよ。
鈴川さんっていがいに大胆だねハハッ
ていうか、 顔赤いけど大丈夫??」



「え、うそ!」


私は急いで顔を両手で覆った。


あー恥ずかしい