プルルルル……プルルルル…
「はい、加藤です。」
「あ、美織さん?小倉でーす。」
「え?圭先生?どうしたんですか、急に…」
「ごめんね、突然で。明後日、日曜日だから塾ないけどさ、塾来れない?
夏期講習のまとめテスト前だし、補習でもしようかと思ってさ。」
「いいんですか?すごくありがたいんですけど…その日って、塾空いてませんよね?」
「いや、空いてるよ。中3が受験勉強出来るように教室解放してる日だから。
……それに、荒井先生もいるよ?」
「え、そうなんですか!じゃあ行きます!何時ごろですか?!」
「一気にテンション高くなったね……(苦笑
そうだな、お昼食べてから来なよ。1時くらい。」
「えへへ…嬉しくて!了解です!」
「うん、じゃあ待ってる。」
「はーい!」
荒井先生に、日曜日にも会えるなんて嬉しすぎる………。
私は、にやけるのを抑えられなかった。
だけど、私は知らなかったの。
圭先生の、「待ってる」の本当の意味に……。
「はい、加藤です。」
「あ、美織さん?小倉でーす。」
「え?圭先生?どうしたんですか、急に…」
「ごめんね、突然で。明後日、日曜日だから塾ないけどさ、塾来れない?
夏期講習のまとめテスト前だし、補習でもしようかと思ってさ。」
「いいんですか?すごくありがたいんですけど…その日って、塾空いてませんよね?」
「いや、空いてるよ。中3が受験勉強出来るように教室解放してる日だから。
……それに、荒井先生もいるよ?」
「え、そうなんですか!じゃあ行きます!何時ごろですか?!」
「一気にテンション高くなったね……(苦笑
そうだな、お昼食べてから来なよ。1時くらい。」
「えへへ…嬉しくて!了解です!」
「うん、じゃあ待ってる。」
「はーい!」
荒井先生に、日曜日にも会えるなんて嬉しすぎる………。
私は、にやけるのを抑えられなかった。
だけど、私は知らなかったの。
圭先生の、「待ってる」の本当の意味に……。