こういうしか、なかった。

「もちろん♪
君が何を怖がってるか知らないけど、俺は口が固い方だよ。

それだけじゃない。俺は、君に協力しようと思っているんだ。」


「協、力……?」

「そう。2人っきりになれるチャンスを作ったり、荒井先生にする質問考えたり♪
同じ国語科だから、俺に出来ることならなんでもするよ(にこっ」

夢みたいな話だ。
一瞬、裏があるかとは思ったけど……圭先生が、私に協力してくれるなんてありがたい話をしてくれたんだから、疑うのは失礼だと思った。

そして、何より私は圭先生のことを信頼していたから。

「じゃあ…お言葉に甘えて。
お願いします……!」

「そうこなくっちゃ。
じゃあ、そーゆーことで。

これからもよろしくね、美織♪」

「はい!よろしくお願いします!」


こうして____________
私は、圭先生に恋愛を手伝ってもらうことになった。