「こんにちはー。」

「うっす。こんちはー。
…あ、美織さん、テストどうだった?」


「えっと…100点はとれませんでしたが、学年トップでした。」

「マジ?すごいじゃん‼︎もっと喜びなよ‼︎」

「でも…100点狙ってたのに…。」

「そっか。そりゃ悔しいよな。
でも、初めてのテストにしては上出来だし、この悔しさをバネにして次頑張ればいいさ。
とにかく、お疲れ様。」

そう言って、先生は私にニコッと微笑みかけてくれた。

私は、気持ちが一気に明るくなった。

「はい!次も、更に頑張ります。」

「おう!いやーそれにしてもめでたいねー。さすがだわ笑」

「えっ///いや…そんなことは…」

「謙遜しなくていいから笑
素直に喜んどけ!笑」

私、世界一の幸せ者だな。




そんなことを思いながら、私は先生と喋っているこの幸せな時間を噛み締めていた。