男たちが私に飽きた頃、時計は午後六時をさしていた。
ひとり誰もいない特別教室に残された私は、
涙も枯れ、
呆然としたまま、はだけた制服を着直し、何事もなかったかの様に帰路につく。
外は雨で傘を持っていなかった私は、走ることもなく、冬の寒さの中
歩き出した。
雨粒がどんどん私を濡らしていく。
何故だか、
それが汚れた身体を綺麗に洗い流してくれてる気さえした。
そんなことを考えていると、いつも乗るバス停を通り過ぎていることに気づき、
バス停まで戻ることもなく、そのまま家まで40分、
また歩きだした。
