「ちょっ、実花、歩こうよ~…」 瀬織の30メートル先くらいに私がいる。 「何ババくさいこと言ってんの?!走りなさい、若者~!!!」 私はケラケラ笑いながら、また走り出す。 ねえ、瀬織、早く前を向こうよ…。 もう、瀬織の悲しそうな顔なんて、見たくないの。