空を見上げれば






「瀬織ママ、お邪魔しました!!!」


ローファーを履いて、リビングにむかって叫ぶ。



「はーい、いつでも来てね♪」


と、瀬織ママはリビングのドアから顔を出した。




そして、悲しそうな顔で言うんだ。

「瀬織をよろしく。」

って。




私は、大きくうなずく。






「ちょっと待ってよ、実花!!」


と、洗面所から瀬織が出てくる。



「ほら、早くして!!!!」




私は、勢いよく家から飛び出した。