髪のセットがおわり、瀬織の肩に手をのせた。 「瀬織…」 「ん?」 鏡越しで、少し顔色の悪い瀬織が見えた。 「…痩せた?」 「え…、あぁ、うん、5キロくらい?」 「はあ?!ちゃんと食べなきゃだめじゃん。」 瀬織は私から目をそらす。 「よし、行くよ!!!」 私は、自分と瀬織の分のカバンを持って、玄関へ駈け出した。