「瀬織、早く学校行きなさい。空くんは…もう…いないの!!!!」







「やめて!!!!」




私は手を、頭から抱え込むようにして座り込む。






そんなとき、
ピーンポーン ピーンポーン

家のインターホンが鳴る。







「…空…?空だ!!!!!」


私はお母さんを置いて階段を駆け下りた。