空を見上げれば






「瀬織!!!!」


お母さんが急に怒鳴る。







「なっなに?!もう!びっくりするじゃん!」




「空くんは…もういないの。死んだの。」



こんな時に冗談?
もう、お母さんってば。




「何言ってんのー?変なこと言わないでよ、お母さん!!」





「本当のことよ…」




お母さんの顔が、あまりにも真剣で、戸惑った。





「そーいえば、今日なんか空も変だったかも。でも死んでないよ?死ぬわけないじゃん、空が。」



ペロリと食べ終えたビーフシチューをカウンターに載せる。