終わりを見てからはじまる物語。【仮】




「俺が、作った道」

そう言って
屋上の真ん中あたりまで
あたしを置いていってしまう



「今日はさ、
天気がいいから」


上を見上げる蓮につられて
あたしも空を見上げる。


「う…わぁ……」



寒いから
澄んだ空気



満天の星空が
一面の闇に広がっていた。