終わりを見てからはじまる物語。【仮】



「ユウ」




「れ…ん…」



さっきまでの作った笑顔と
驚きと
病気への不安と
蓮を見て佐藤サンとのことを思い出して



……今、あたしどんな顔してるんだろ…



…そういえば、
いつもよりも蓮が小さい…



「…蓮、歩け…ないの?」


彼は車いすに乗っている。


…そんな姿も少し
かっこいいなんて
あたしはふざけている。