病室に戻ろうとしたとき 1台の救急車が入ってきた。 医者たちのせわしない感じを 見ると、 多分、結構な重病人だろうかーー… 「…蓮くんと同じくらいの子ね」 遠目だからよくわかんないけど 意識はなさそう。 あの人も 俺と同じように 一生ここから 出られないなら いい話し相手になるのに と、あの子によくないことを思う俺は やっぱり最低かもしれない。