終わりを見てからはじまる物語。【仮】



「…おじゃまします」


玄関を開けると
フローラルの甘い匂い。


そういえば、
奏多の家って
すっごい久しぶりかも…


中1の夏以来…?


そのときは確か
部員の親睦会みたいなかんじで
みんなまだそこまで仲良くなくて
…なんか…懐かしいな


「なに、にやにやしてんだよ?」

…いっけない
顔に出てた?

「いや、さ!
今日楽しみだな〜って!

あ、そういえばもう
はじまってんだよね?
なんで奏多、外にいたの?」


「あー…」

?なにか言いにくいこと
なのかな……?