優羽の体が倒れるよりも先に ちょうど反対側にいる彼女の元へ 駆け出していた。 「優羽っっ!!!!」 胸のあたりを押さえて 苦しそうに前のめりに倒れこんだ。 「…っは…はぁっ…っ」 「おいっ優羽っ!!?」 「…げほっ…ひゅーひゅー」 呼吸の音が 明らかにおかしい。 「優羽…っ 待ってろ、すぐ救急車来るからな…」 俺が救急車を呼んでいる間に 優羽は意識を手放した。