*** 腕の中で泣くユウを見て 同情は、した。 顔はなかなか可愛かったし。 でも、それだけ。 こんなのいくらでも見てきた。 余命を宣告された人々。 それで死んでいく人々。 だから、こいつも 同じだと思ってたんだ。 「蓮…くん…」 「蓮でいい」 「蓮…取り乱してごめん」 ユウは 泣き崩れることも予想したけど すぐに落ち着いた。