双子の妹

[大丈夫?]と、


頭上から声がした。


その声は安心出来る声、音で


わたしの目からもっと涙がこぼれてきた。


その、私を助けてくれた人は


種村くんだった。


種村くんはわたしが、立てないことに気づき


隣にストンッと座ってくれた。