だけど、種村くんがあまりにも


優しく、でも強い目で私を見るから。


泣きそうになりながらも


『嬉しい。私も


種村くんのこと好きだよ。


小学3年生の頃から。』


私は思い出した。

確かここに連れてきたのは


翔平っていう男の子だった。