華那が帰ってきて、


目の腫れた私たちを見て


倒れそうになっていた。


だけど、全部を話すと


いっつもより、明るい笑顔で


笑ってくれた。


そうして、

[良かったね。おバカさんたち。]


そう言い残して


自分の部屋へ上がっていった。