そして
「雨宮先輩はまみの事、なんとも思ってないんでしょ?それなら、もう、まみに近付かないで下さい」
雨宮先輩の事をまっすぐ見据え、はっきりとした口調で言う。
「なんで、瀬戸にそんな事言われなきゃいけねぇの?俺がどうしようと、瀬戸には関係ないだろ」
ますます機嫌の悪くなる雨宮先輩。
そんな雨宮先輩に怯むことなく、瀬戸は
「雨宮先輩、まみの気持ち知っているんですよね?それに、まみの事フッたんでしょ?それなら、もうまみに関わらないで下さい。迷惑です」
「ちょっと、瀬戸っ」
別に迷惑なんて思っていない。
フラれたけど諦められなくて、私が“そばに居たい”と言ったんだ。
だから、そんな勝手な事を言わないで。
私は瀬戸のTシャツをまたグイグイッと引っ張る。
だけど、瀬戸は見向きもしない。
「雨宮先輩はまみの事、なんとも思ってないんでしょ?それなら、もう、まみに近付かないで下さい」
雨宮先輩の事をまっすぐ見据え、はっきりとした口調で言う。
「なんで、瀬戸にそんな事言われなきゃいけねぇの?俺がどうしようと、瀬戸には関係ないだろ」
ますます機嫌の悪くなる雨宮先輩。
そんな雨宮先輩に怯むことなく、瀬戸は
「雨宮先輩、まみの気持ち知っているんですよね?それに、まみの事フッたんでしょ?それなら、もうまみに関わらないで下さい。迷惑です」
「ちょっと、瀬戸っ」
別に迷惑なんて思っていない。
フラれたけど諦められなくて、私が“そばに居たい”と言ったんだ。
だから、そんな勝手な事を言わないで。
私は瀬戸のTシャツをまたグイグイッと引っ張る。
だけど、瀬戸は見向きもしない。

