部室の中の恋人

「ヤベ……、本当に止まらなくなりそう」


そう言うと、雨宮先輩は私をぎゅっと抱きしめる。

雨宮先輩の唇は離れたけど、私はキスの余韻でボーッとする。

そんな私の頭を撫でながら


「麻美佳ちゃん、帰ろうか」


雨宮先輩は笑顔で私を見つめながら言う。


「……はい」


返事をした私の腕を取り、立たせ、部室を出る。





手を繋ぎ歩く私達。

学校には部活を終えて帰る生徒達がまだいる。

学校で人気の雨宮先輩。

そんな先輩が女と手を繋いであるいている。

残っていた生徒達は、びっくりして私達を見ている。

きっと明日には学校で広まっているだろう。