部室の中の恋人

教室に入った瞬間、私は突き飛ばされる。


「きゃっ」


床に倒れ込んだ私を三人の先輩達は囲み、見下ろす。

そして、リーダー的存在の先輩はしゃがんで、私の胸倉を掴み、無理矢理起こす。


「あの時、雨宮くんに近付くなって言ったよね?迷惑だって言ったよね?なのに、何、一緒に帰ってんの?」


そう言うと、そのまま無理矢理引っ張り立たせる。


「私達、先輩の言う事が聞けないっていうの?1年のくせに生意気なんだよ」


そう言うと同時に、私の胸倉を掴んでいる先輩は手を大きく振りかざす。


叩かれるっ!

私は怖くて、ぎゅっと目を瞑る。