部室の中の恋人

そうなんだ。

私と付き合う事を、機嫌が良くなるくらい喜んでくれていたのなら、私も嬉しい。

って、ちょっと待って……

はるか先輩達が知っているっていう事は、もしかして、あの先輩達にもバレてるいのかな?

でも、あの後、睨まれる事があっても、呼び出される事はない。

だから、バレてないよね?

私は急に不安になってくる。


「あっ、この事を知っているのは、私と茜くらいじゃない?雨宮くん、自分からそういう事言うタイプじゃないし……。私達に話したのだって、茜が無理矢理聞き出しただけだし。心配しなくても、あの子達は知らないと思うよ?」


私があまりにも不安そうな顔をしたのに気付いたのか、はるか先輩は優しくそう言う。


「はい……」


はるか先輩の言葉に私は少しホッとする。

だけど、今、雨宮先輩とあの先輩達は一緒にいる。


どうしたらいいのだろう……