えっ?幽霊?そういえば芽里ぴょん霊感強いんだっけ?
けど、幽霊ってに、人間触れるの?
幽霊なのに?
「う、嘘つかないで、本当の事言って」
気付けば私は、大声で言っていた。
「美夏ちゃんうっ……声大きいよ〜」
あっ
「ごめんだって幽霊が衆を突き飛ばすなんてどう考えてもあり得ないじゃん」
だってそうじゃん!
「突き飛ばしたんじゃない、私の前に白いワンピースを着た、髪の長い女の子がいて、顔が青白くて床から少し足が浮いていたの………その子………あっなんでもない」
えっ?何?
「気になる」
途中で、話しを辞めるのは、芽里ぴょんの悪い癖だ。


