「美夏ちゃん?」 「何?」 少し泣いていたように聞こえる。 「私、衆をぐすん、………うっ…………うっうえーん」 それから、大声で泣き出した。 「泣いてちゃわかんないちゃんと言って」 「うん、あのね私……うっわ、私衆を皆殺しにしちゃた。」 えっ? 「そ、それどうゆう意味?」 「衆が、3階の窓から落ちるのをただボーと見てた。 幽霊におされ……て」