メリーちゃんの呪い


「悲鳴とか、凄いね」

「そうだな」

私は、以外と夜が好きだ。

校内に入って行った。

「暗いだけだな」

コクリと頷いた。
「ちょっとは、女の子なんだからきゃーとか、いいやぁ〜」

私が思わず吹き出してしまった。
「何がおもろいねん」

「別にぃ〜」

それから、他愛のない話をしながら教室に向かった。

「あ、ここだよ」

「えっ?」
「教室」

暗くて見えなかった。