ふと下を見ると、ドアの少し隙間がある場所から真っ赤な裸足の指が見えている。


「ぎゃーーーーーーーーーー」

「う、嬉しい………よ」

「えっ?」

芽里の声?

死んだんじゃないの?

「私………のこ……とで泣い…て……くれるなんて………だけど私………信じてたの………に貴方の事………嫌い謝ったのに………貴方の事嫌い………」


「えっ?」
あの事?