トドカナイ。~君への恋文~


「えっ?」


あ…気持ちを声に出してしまったぁぁぁあ!

それに対してさかもっちゃんは気にする様子も

なく…。


「早口コトバ。」


と一言。


「うーん。えへへ、まだ言えてないです!また

練習して先生のところに言いに行きす!ね?」


さかもっちゃんをじっと見てそう答えたあたし

にさかもっちゃんは、


「ふーん。そかそかっ。」だって。


あれ?ちょっとそっけない…?あたし変なこと

言っちゃってたかな?さっきの会話を思い出し

ては不安に思えて仕方ないよ…。


それを帰り道、梨乃に話したら、


「坂本、理紗のこと好きなんちゃう…?」


って。いつもならかぶり付くかのように否定出

来るのに…“違うよぉーっ!”って否定出来る

ハズ…なのに…。何コレ…。



―出来ないよ…。