そんな感じの手紙を書いたところで
タカトには次の日渡せた。渡せた
って言うより自転車のカゴに「入れた」だけ
なんだけど、この日はそれであたしにとって
精一杯。
さかもっちゃんに渡すのは明日決行!という
ことになった。
このまま、こんな状態で、先生に渡していいの
かな…。その迷路で迷っている自分がいるまま
授業が終わってから、ひよりと一緒に
さかもっちゃんに会いに行くことにした。
「坂本せんせーいっ!」
「ん?どぅした?」
「えっと…。あれ?…。」
あれ…言うことがとんだっ!何言うんだっけ?
ってか、そんな目で見ないで~っ!
「どぅした?理紗ぁ。」
もう一回さかもっちゃんが聞いてきたとき、
やっと言おうとしていたことが出てきた。
「あ…。昨日、あたしの担任の先生からなんか
伝言聞きました?」
「あ~。なんか聞いたけど理紗なんやった?」
「えーっ、理紗、どうしたん?なんかあった
ん?えーっ?なんなんなんなん?」
まだあたしがさかもっちゃんのコトを好きだと
知らないひよりは、このやり取りに「?」
の様子。
