「私、明日引っ越しするんだ。」
桜が舞い散る公園である少女は幼なじみに別れを告げた。
「日芽ちゃん...。」
「私本当は燕君と離れ離れになりたくない。一緒にいたいよ!(泣)」
「俺前から引っ越しのこと知ってたんだそんで離れても悲しくないようにこれ作ったんだ。受け取って?」
「うん(グスッッ)」
そこには赤いアスターの髪飾りがあった。
「ありがと。」
「いつか絶対会おうね!」
「うんっっ!」