偶数ルーレット

今日も佐奈が進行役を務める。





「はいは~い。そろったかなっと。ルールは前と同じね!逃げ出したりしたら死んじゃうよ!じゃあここからは初めの人お願いします~」









そんなことを佐奈が説明している間にこんなことを考えていた。









実を言うと私は真帆の幼馴染で心友だった。









だけど中学に入って真帆がいじめられるようになってからは表では無視する側にいたけど家が隣同士だから家の中で相談にのってあげたりしてたんだ。











だけど一か月前真帆は死んだ。









ルーレットを回す人に指名されて真帆は死んだ。真帆は死んだんじゃない。殺されたんだ。












「しめい♫しめい」



クラスの皆が言っていた。


その中の1人を見て私は想った。


《自分が指名されることも知らないで》


そう心の中で想いながら私は満面の笑みを浮かべこういった。










「き・・・・・・・・・・・」